十戒をもらった日

礼拝

あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない 出エジプト記 20章3節

夏休み突入!
遠出の予定にワクワクする子、ゆっくり休んで体調を整えようという子
今日は子ども達がそんな話をしてくれました
もう二度とない今年の夏休み、どうか安全にいい経験ができますように!

今日礼拝で取り上げたのは十戒です

十戒はこんな感じで2枚の石板に書かれています(それにしても怖い・・・真剣な顔?のモーセ)
美術館で西洋絵画を見るとき、石板を持っている人がいたらモーセです
22世紀の未来の世界では、ドラえもんのひみつ道具のモチーフにもなっているようです
神様との約束と、人と人が守る約束が書いてあります
神様が教えてくれる約束事はたくさんありますが、それをギュッとまとめたのが十戒です

神様がこの十戒の話をするためにモーセを山の上に呼んでいる間、
ふもとで待っていたみんなが何をしたと思います?

これです
自分たちが身に着けていた金の飾りを溶かして金の牛を作り、
それを喜んで踊っていました
これが新しい自分たちのシンボルだ!わーいありがたい!
戻ってきたモーセもびっくりです
何があった???もう事件ですよこれは

・・・牛ですよ
なんで牛なのか謎です
牛を大切に感じる方もいるのでしょうが
この人たちはそういう考えの人じゃなかったと思うんです
金ぴかに光っていたりうやうやしくあつかわれていると、
本当は何でもないものがありがたく見えることってありますね

みんな先行きの苦しい旅の途中、リーダーのモーセが神様に呼ばれて山の上に行ったきり
長い間(40日なんですって)帰ってこないから、
これからどうしよう(泣)と不安MAXになっちゃったんだと思います

モーセが持ち帰った十戒の最初に今日の聖書の言葉が書いてあります
ほかに神があってはならない、です
これは、日本の八百万の神という考え方と真っ向対立する考え方でしょうか
そんなに対立する考え方でもないんじゃないかな?と思ったりもしますが・・・
意味のないものに夢中になって傾倒してしまうことって結構怖いです
そのせいで傷ついたり、大切なものを失ったりもします
迷っている心には危ういものが忍び込んでくるし、
迷っているときの心ってぼーっとしてしまったりします

子ども達が迷わないように、本当に信じて頼りできる神様にずっと守られていてほしいなと願います